学歴

文系と理系どっちがいいのか|理転した元塾講師が考えてみる

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大学受験の進路を選ぶとき、文系に行って楽しむか、理系に行って就職で楽をするか迷いどころですよね。私も文系か理系かかなり悩みました。

 

私は結果的には現役生の時には国立文系を選んで、そのあとに理転しました。そのため私は受験に関して文系も理系も知っています。さらに塾の講師を通して文系の生徒も理系の生徒も見てきました。

 

今の私は現役の時から理系でいればよかったという思いも正直あります。皆さんには私のようになってほしくはありません。文系か理系か本当によく考えて選んで欲しいです。

 

この記事を読んで欲しい人

  • 文系か理系かで悩んでいる人
  • 理転or文転を悩んでいる人
  • 文系と理系の就職について知ってイメージしておきたい人

 

 

結論:文系と理系どっちがいいのか??

結論から言えば私は文系推しです。これは理系を体験したからわかりますが、本当に理系に行く人は進路で悩みません。

 

進路で悩んでいる時点で、文系に行った方が幸せになれるでしょう

 

とはいえもっと細かく文系・理系について知りたいと思います。なのでここから3つの軸で文系と理系を比較して行きます。

  1. 受験に関して
  2. 大学生活に関して
  3. 就職に関して(年収も含む)

3つの受験生が気になる部分を深く話していきます。最後まで読んでもらえると嬉しいです。

 

受験では文系有利

受験は文系の方が楽です。これはまず間違いありません。文系科目は伸びやすく、理系科目は伸びにくいです。さらに同じ大学に合格するのにかかる時間も文系の方が少ないです。

 

実際に私が勉強した感じだと、理系の2/3程度の勉強で同じ大学に合格できると思います。例えばMARCH文系に200時間で入れる人は、MARCH理系には300時間くらいかかるでしょう。

 

さらに文系は努力が反映されやすく、理系は努力が反映されにくいです。正直才能という壁も大きいです。(偏差値63〜66くらいに巨大な壁があります)

 

文系の受験について

文系の受験は時間をかけて暗記ゲー

文系の勉強はとにかく暗記が全てです。暗記さえしてしまえばどんな大学であっても大学受験はクリアできます。

 

暗記にセンスは必要がありません。とにかく時間を使って勉強していけば確実に伸びる分野です。さらに勉強して直ぐに伸びやすく、結果が得られやすいのが文系科目の特徴です。

 

そのためマーチで学部を選ばないで入ろうと思えば、半年〜9ヶ月あれば十分合格可能である。

 

文系はたくさん受けられるからリスクヘッジしやすい

文系は理系とは違って、いろんな学部を受ける人が多いです。そのため滑り止めもたくさん受けられ、全落ちのリスクが低いです。

 

私が知っている人の中に、早慶だけで7つくらい受験した人を知っています。実際に文系は合計10学部以上受けるのが普通です。そのため実力があれば1つ失敗しても同じ大学に入れる確率はかなり高いと言えます。

 

しかし実力がある人もたくさん受けてしまうので、実力の差が確実にでます。そのため本番での逆転は文系ではあまり聞きません。文系はほとんど実力通りの大学に行きます

 

文系の場合はリスクは少ないけど、逆転も起きにくいといえます。

 

 

理系の大学受験

理系の能力は時間で決まらない

理系の偏差値は勉強時間だけでは決まりません。コツをつかんだ瞬間に一気に伸びるのが理系科目の特徴です。しかしコツを掴むのがいつなのかイマイチわかりません。

 

2ヶ月経っても偏差値3も上がらなかったのに、急に目覚めて偏差値が10以上上がることも良くあります。そのため理系科目は本番までに偏差値がいくつ伸びるのかわかりません。

 

さらに理系科目の偏差値は上がりやすい性格の人と上がりにくい性格に人がいます。

  • 適当な性格→上がりやすい
  • 真面目な性格→上がりにくい

ときわめて不平等なのが理系科目です。真面目な人ほどなぜか偏差値は上がらず、真面目な人はどうやったら伸びるのかわからない科目です。

 

理系は学科を絞るぶんリスクも高い

理系の場合は大抵の場合は、学科や学部を絞るのが一般的です。化学科を・物理科・情報科を全部受ける人は聞いたことがありません。

 

そのため基本1つの大学は1度しか受験しません。つまり受験者数が少ない分逆転もありますが、リスクも大きくなります。

 

リスクが大きいため、本番に弱い人は滑り止めの大学すら落ちることも珍しくありません。逆に本番に強い人は模試の判定がでE判定でも受かることがよくあります。(私がE判定でした)

 

 

大学生活は断然文系が良い

大学生活は断然文系の方がいいです。

  • 文系は華やかな大学生活
  • 文系は自由な経験値がつめる
  • 文系の方が人生経験があげられる

理系は勉強しかしません。大学生活だけみれば絶対に文系に行っておきましょう。

 

文系の大学生活は人生の夏休み

  • 授業は少ない
  • 勉強もほとんど必要なし
  • 男女ともに人が多い
  • 勉強よりも経験が積める

 

文系はとにかく自由です。学校の勉強は全く必要ありません。テスト前にサクッと勉強すれば十分です。

 

そのぶん文系は色んな経験が積めるでしょう。旅行、ビジネス、恋愛、飲み会、趣味や資格などなんでも自分の好きなことに時間が使えます。

 

今やりたいことがない人にとっては、色々挑戦できるので文系はおすすめです。色んなことに挑戦して、自分の好きなこと嫌いなことを把握すると就職活動でも有利になります。

 

さらに恋愛や飲み会を通じて人間関係の幅も広げられます。文系の大学は規模も大きく人が多くいます。そのため色んな出会いや考え方を学ぶチャンスもたくさんあります。

 

結果として文系大学は自分がどういう仕事につきたいのか、将来何がしたいのかを見つけられるいい機会になります。

 

理系の大学生活は勉強に支配される

  • 大学院のための勉強がある
  • レポートやテストで追い詰められる
  • 女の子が少なすぎて、男女ともにしんどい
  • 理系としての経験以外は積みにくい

 

理系大学は覚悟して入ってください。本当に地獄のように勉強をします。私は1週間でレポートを3万文字以上書いたときは死ぬかと思いました。それほどに勉強・勉強・勉強の毎日です。

 

全く遊ぶ時間もなく、恋愛する時間もあまりありません。そのため理系同士で付き合うことが非常に多いです。人生経験もほとんど積むことはできません。そんな時間は基本的にはありません。理系は童○も非常に多く、正直異様な空気感があります。

 

さらに大学院に行くために、試験も優秀な成績を取る必要があります。試験勉強をしていい成績を取らないと学校の推薦が取れません。外部の大学院に行く場合はさらに受験のための勉強が必要です。

 

基本的に『理系の大学は勉強しかしない』と思って間違いありません。

 

 

就職活動では理系が優遇される

正直就職活動では、理系の方が有利です。特にIT系では理系が圧倒的に有利です。文系の人と同じ能力であれば、確実に理系が取られます。

 

さらに理系であれば、面接の時に聞かれることも予想できるので、割と簡単に就活対策も立てられます。

 

文系の就職活動

文系の就職活動は大きく2パターンあります。

  1. 営業系になるパターン
  2. 書類と向き合うパターン

文系就職の王道は営業系に就職です。営業系は能力よりも人柄や性格といった部分が評価されがちです。そのため大学時代のたくさんの経験を持つ文系が採用されます。

 

人と関わる部分が多いので、人と会うのが得意な人にとっては最高の職場になるかもしれません。

 

もう1つのパターンは、書類と向き合うパターンです。このパターンは主に公務員や法務・総務といった書類と向き合う職種になります。

 

文系は『人柄・性格』or『事務処理能力』を重視されて就職することが多いです。

 

理系の就職活動

理系の就職活動も大きく2パターンに分かれます。

  1. 研究者・技術者パターン
  2. 人と関わるパターン

研究者や技術者は自分の専門系の知識をきわめていく進路です。もしあなたが化学を愛して止まない人なら、化学の研究者になれば毎日化学と接することができます。

 

つまり自分の専門を突き進みたい人にとっては研究や技術職は最高の環境になります。さらに大学の教授になれば、本当に好きなこと(研究)だけに時間を使い続けることができます。

 

理系のもう1つのパターンが人と接する営業のパターンです。こちらは文系の営業のような営業です。しかし文系よりも元々の専門を生かした方向の営業になることがほとんどです。

 

化学を専攻していた→化学メーカーの営業』と行った感じなので、専門から極端に遠ざかることはありません。

 

全体的に理系の就活は強みを生かした就活になることがほとんどです。そのため就活ではあまり苦労することなく終わります。

 

また理系の就職は『どんな考え方をするのか』『困ったときにどうやって解決するのか』といった頭の良さがみられます。その分学歴や在学中の研究は就活で大きなウエイトを占めるので、慎重に選ばなくては行けません。

 

年収は文系・理系に差はない

正直年収に関しては文系も理系も対して変わりません。海外に行ったりすれば大きく変わります。(研究者には莫大な給与が手に入れられる)

 

しかし日本では良くも悪くも給料はほとんど変わりません。理系が給料がいいと言われるのは、大学院進学してから就職するためです。大学院に進学してから就職すると、初任給はやや高く設定されます。

 

とはいえ入社3年目と同じ水準なので、結果的には文系も理系もあまり給料は変わりません。

 

文系・理系まとめ

文系のまとめ

  • 受験のリスクが少ない
  • 勉強は努力が報われる
  • 大学ではなんでも挑戦できる
  • 大学で人生経験が積める
  • 就職は営業か書類系
  • 就活では性格と事務能力が重視

 

理系のまとめ

  • 理系は才能も必要
  • 受験のリスクが大きい(逆転もある)
  • 大学では勉強漬けの毎日
  • レポートもかなりしんどい
  • 大学では人生経験は積めない
  • 就活は専門を生かして楽に戦える

 

 

まとめ:総合的にみると文系の方がコスパがいい

文系と理系の選び方

  • 研究者になりたい人は理系に行くべき
  • 数学、理科が好きな人も理系
  • どっちでもいい人は文系に行け(断言)

どっちでもいいと思うなら文系に行ってからやりたいことを見つける方がいいと思います。理系では忙しすぎて何をやりたいのか考える暇もありません。

 

どうしても好きな科目がある・研究者になりたいという人(変態)はぜひ理系にどうぞ。

 

少しでも文系と理系を選ぶ基準になってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

  • サイト管理者

ながとゆきや

現役生の時は偏差値30しかなかったが横浜国立大学(文系)を志望してふつうに死亡。 浪人した時に理転して、勉強法が一番大事だと気がつき、自習室にこもるようになった。 しかし偏差値40→63まで急上昇し、見事受験に合格した。 東京理科大学(理系) 横浜国立大学(文系) 大手塾講師を3年ほどやり、数多くの教え子を持ち ・進路面談 ・個別指導 ・集団指導 をなど様々な教育経験し、塾業界にはある程度詳しいです。 教員を志望していて、教育心理学、行動学をつかった効率のいい勉強法を発信していく。

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